Tokyo JK life!
【シャロンの元に通信が入る】
ミリエッタ「…シャロンさん、聞こえますか?
お久しぶりです、ミリエッタです!」
シャロン(ん、この声は…)
シャロン「はい、きこえます。ミリエッタさん、お久しぶりですね…♪」
ミリエッタ「はいっ。今日の午後なんですけれど、東京で会えませんか?」
シャロン「午後ですか?今日はたしかなにもないですし…はい、大丈夫ですよ。どこで待ち合わせましょう?」
ミリエッタ「ありがとうございますっ。それじゃあ…アモルカーナ女学院のすぐ傍に、広場がありましたよね。そちらで待ち合わせでどうです?」
シャロン「広場ですね、わかりました♪
あっと、こちらそろそろ休憩時間が終わりみたいです、午後にまたおねがいしますね」
ミリエッタ「はい、それではまた…!」
【待ち合わせの時間、東京の広場】
ミリエッタ「シャロンさーんっ!」
シャロン「ミリエッタさん、ほんとお久しぶりです♪いついらいでしたっけ…♪」
ミリエッタ「ええと、もう半年くらいになるのかな?地球での騒ぎが大変になった頃からだから…」
ミリエッタ「ふふっ。それより見てくださいよ~、この格好!」
シャロン「あれ、洸陵学園の制服?でもミリエッタさんたしか…」
ミリエッタ「ええ、ひさしぶりに袖を通しましたっ。あぁ~、懐かしいな~
実はですね。地球の方も、だいぶ状況が落ち着いてきましたから…
地球の保護を担当する第8特定惑星監視保護部隊……第8特監は、規模の縮小が決まったんです。
それで、私もC隊に復帰することになりまして!」
シャロン「そうだったんですか…!?よかったです、これでまたいろいろとご一緒できますね♪」
ミリエッタ「はいっ。地球の監視保護も、私のお仕事として続いてはいるんですけど…そちらも、前にC隊に居た頃と同じように地球の人たちのすぐ傍で…って形になりまして。
さっき、洸陵学園に復学の手続きをしてきたところなんですよー」
シャロン「…!!じゃあ、こちらでまたあそべたりするんですね!」
#感極まって抱きつくように
ミリエッタ「わわっ、と?
…ええ、こちらでもまた、よろしくお願いしますっ」
シャロン「あ、すみません、アモルカーナの皆さんとしていたのが癖になってまして…はい、またよろしくお願いしますね♪」
#手を少し上に上げてささっとさがり
ミリエッタ「あはは…」
(アモルカーナ式の挨拶なのかな…アモルカーナって、凄いところかも…?)
ミリエッタ「ねぇシャロンさん、よかったらこの後、少し一緒にお出掛けしませんか?ひさしぶりに東京の街を歩きたいなーって」
シャロン「はい、ぜひ♪わぁ、どこに行こうかな…ちょっとお店とか変わったんですよ?以前のクレープ屋さんなんか新しいクレープ出したり!」
ミリエッタ「えーっ、それ気になります!
案内、お願いしてもいいですか!?シャロンさ……って、いけない」
シャロン「?どうかしましたか?
ミリエッタ「私たち、地球人の高校生のフリしないといけないんでしたよね。傍目から見たら、他校の友達同士って感じで…それに、名前も。
…ねっ、紗音ちゃん?」
#シャロンの腕に自分の腕を絡めて
シャロン「あ、そ、そうでしたねっ 最近アークスの人たちはいなかったから忘れていましたから…ふぇ!?」
#腕をからまれ変な声を出し
ミリエッタ「あははっ、ほら、行こうよ~!」
シャロン「あ、は、はいっ」
【腕を組んで、東京の街中を歩く2人。
ある店の前に差し掛かった時に、ミリエッタが足を止め……】
ミリエッタ「あ…ねぇ紗音ちゃん。
ちょっとココ、寄ってみていい?」
シャロン「?どうしたんですかミリエッタさん、急に止まったりして…あ、ここって…」
ミリエッタ「ふふ、新しいのが欲しいかなーって思っててね~?」
シャロン「な、なるほど…はい、いいですよ…♪」
#少し間があるが笑顔で答える
ミリエッタ「ありがとっ」
#腕を組んだまま、ランジェリーショップの店内へと足を踏み入れる
シャロン(昔はドギマギしちゃったけれど、今のボク…ううん、私なら大丈夫…!)
【ランジェリーショップ店内】
シャロン「…………///」
#はいってから少し恥ずかしそうにしている
ミリエッタ「このお店に来るのも久しぶり~!
東京にいた頃によく使ってたんだけど、可愛いのが揃ってるんだよねっ」
シャロン「そ、そうなんですね…わ、私も時々来てますよ…っ」
シャロン(ごめんなさいさっきまでのボク、慣れてるはずなんかないですまだ恥ずかしいままです女の子の道は厳しいです…)
#あまり直視しないように視線を右左に
ミリエッタ「あっ、これ可愛い…!こっちのもいいな~。
ねぇ、紗音ちゃんはどっちが好み?」
シャロン「ふぇ!?
え、ええっと…そ、そっち?でしょうか…?」
#急なことで思わず露出の高い方の下着を選ぶ
ミリエッタ「わ…これ!?
紗音ちゃんってば、意外と大胆…」
シャロン「え、わ、わぁぁ!?ち、ちがいます!こっちですこっち!」
#あわてて訂正するように隣の無難な下着を指差し
シャロン(女の子に触れ合ったりはなれたけれど…うう、下着とかはまた別の難敵感があるよ…)
ミリエッタ「…でも紗音ちゃん、スタイルいいもんなぁ。これも似合うかも…?」
#最初に指差した大胆なデザインの下着を手に取り
ミリエッタ「…ね、せっかくだから試着してみたら?」
シャロン「い、いえいえそんなことありませんって!似合いませんよっ」
#少し後ずさり両手であわあわとさせ
ミリエッタ「えー、試してみたらいいのに~」
シャロン「うう~…あ、きょ、今日はミリエッタさんの下着を買いに来たんですし!先にミリエッタさんの方を選びませんか!?」
シャロン「え、ええっと…これとかミリエッタさんに似合いませんかっ?」
#急いで近くの物に手をとるがあまり合うとはいえない下着
ミリエッタ「えっ?そ、それ…?それよりは、こっちの方がまだ…」
#手に持ったままの大胆な下着と見比べながら…
ミリエッタ「……分かった。
私もオトナの階段にチャレンジするから、紗音ちゃんも一緒に…それならいいよねっ?」
シャロン「ほ、ほんとに着るんですか!?だ、だってそれ、あ、穴あいて…」
ミリエッタ「こういうのも流行ってるって聞いたよ~?」
#大胆な下着を2着手に取り、シャロンの手を取ってフィッティングルームへ
ミリエッタ(本当はちょっと興味あったんだけど、一人じゃ恥ずかしかったんだよね~。でも、シャロンさんと一緒ならっ…)
シャロン「わ、わわ、み、ミリエッタさん、ひっぱっちゃ~っ」
#あわあわとしながら引っ張られ
【フィッティングルーム内】
シャロン(うう…引き込まれてしまった…しかもミリエッタさんと同じフィッティングルームに…)
ミリエッタ「さーて…それじゃあ、いざチャレンジっ」
#制服を脱いで下着姿に
シャロン「わ、わ、わ!」
#あわてて後ろを向き
ミリエッタ「……うん、ちょっとハードルは高めだけど」
#手に持った下着を眺めつつ
ミリエッタ「ここまで来たら……!」
#自分の下着を脱ぎ、商品の下着を身に着ける
シャロン(布のこすれる音とか、聞こえて…)
ミリエッタ「ど、どうかな、紗音ちゃんっ…」
シャロン「え、ええっと、い、いいと思います、はい、似合ってますっ」
#不自然にならないように振りむいて感想を言うがあまり直視せず
ミリエッタ「あはは…ありがとっ。
着てみると、やっぱりちょっと恥ずかしいね…」
ミリエッタ「さぁ、次は紗音ちゃんもいってみよー?」
シャロン「で、でしょうね…!やっぱりハードルがたか…や、やっぱりそれ、つけるんですか…?」
#ちょっと後ずさり
ミリエッタ「大丈夫、紗音ちゃんならきっと似合うから!」
シャロン「う、うう…」
シャロン(き、期待のまなざしが…)
シャロン「わ、わかりました…そ、その代わりあまり見ないで下さいね…?」
ミリエッタ「ふふ、はーいっ♪」
シャロン「………っ」
#鏡の前に立ち、しばらく自分と見つめ合う。そして意を決して脱ぎ始める
シャロン「ん……」
#布のこすれる音、腕を伸ばす際に小さく声をもらしつつ脱いでいく
シャロン「え、ええっと…つ、つけました…から、いいですよ…?」
ミリエッタ「……!」
#シャロンの下着姿を見て、息を呑む
ミリエッタ「わ、紗音ちゃん、すっごい……」
シャロン「………や、やっぱり恥ずかしいですね…ど、どうでしょうか…?」
ミリエッタ「やっぱり似合うー!可愛いし、色っぽいしっ!」
シャロン「い、色っぽい…!?」
ミリエッタ「うんうんっ。
ほんとにスタイル良いよね、羨ましいなぁ…」
シャロン「え、ええっとその…あ、ありがとうございます、はい…」
#顔を赤くしながらもじもじとさせ
シャロン「ミリエッタさんもだいぶ育ったじゃないですか、身長とか…えと、胸とかも…」
ミリエッタ「紗音ちゃんと出会った頃に比べれば、確かに大きくはなったけど~…
でも、最初は私の方が紗音ちゃんより背が高いくらいだったよね?どうしたらこんなに育つの~?!」
#シャロンの胸をふにふに触る
シャロン「ひゃうっ!?や、やめ、ミリエッタさ、んあっ」
#ふにふにと触られ嫌がりつつも声を出し
ミリエッタ「う~、私もこのくらい大きくなりたかったっ…」
シャロン「も、揉むの、やめ…んんっ」
ミリエッタ「…はっ!?
すみません、私ってばつい、カッとなって…」
#口調も素に戻って、揉むのを止める
シャロン「はぁ…はぁ…んっ…」
#顔を赤くし息を上がらせている
シャロン「い、いえ、落ち着いてくれてよかったです…」
ミリエッタ「あ、あはは…」
シャロン「ええっと…それでこの下着、どうしましょうか?」
ミリエッタ「うん、私は思い切ってコレにしちゃおうかなってっ!」
ミリエッタ「…あと、やりすぎちゃったお詫び。
紗音ちゃんにもプレゼントするね?」
シャロン「たしかにミリエッタさんに似合ってますしね…え、私にですか?そんな、お詫びだなんてっ」
ミリエッタ「紗音ちゃんも似合ってるから、着ないともったいないよ~!」
シャロン「うう…わかりました。ですがお詫びではなく私のお金で買わせてください…」
ミリエッタ「えー、気にしないでいいのに~」
シャロン「そんなこと言われても気にしちゃうものは気にしちゃうんですっ
とにかく、一緒に買うと決めたからにはミリエッタさんも着て下さい!
私もちゃんときますから」
ミリエッタ「……!
う、うん、分かったよっ」
シャロン「はい。では着替えて会計にいきましょう」
#そういって先ほどは気にしていたが普通に着替え始め
ミリエッタ「えへへ…ちょっとステップアップしちゃった気分かな~?」
#制服に着替え
シャロン(…あれ、そういえばこれってミリエッタさんとお揃いってことになるのかな…なんかちょっと嬉しいかも…)
【フィッティングルームを出て、レジの前へ】
#商品を手に、会計を済ませる二人
ミリエッタ「ふふ…今日はありがと、すっごく楽しかった!」
シャロン「いえ、こちらこそ楽しかったです♪その…ちょっと新鮮でしたし、お揃いの下着を買いっことか…♪」
ミリエッタ「あはっ。…ねぇ、シャロンさん」
#ちょっと気恥ずかしそうに視線を逸らして
ミリエッタ「普段お話する時も、今日みたいに…“紗音ちゃん”と同じような感じで…いい、かな?」
シャロン「…はい、ミリエッタさんがよければ、ぜひ♪」
#すこし唖然とした顔になるがすぐに微笑み
ミリエッタ「ありがとっ、シャロンちゃん…!」
シャロン「わたしこそ。改めてよろしくおねがいしますね、ミリエッタさん♪」
ミリエッタ「それじゃ、今日はそろそろ帰ろっか?」
シャロン「はい♪」
ミリエッタ「また今度、お互いの学校が終わった後に遊びに行こうね!」
#手を振って帰路に就く
シャロン「その時はまた、クレープ屋さん、いきましょうね♪」
#こちらも小さく手を振り見えなくなってからアモルカーナへと戻っていく
- 最終更新:2018-03-12 23:56:18