ジャガーノートのストーリーセッション
[メインサイド]
[戦龍会サイド]
[彼のお話]
Work Work → 彼等の仕事、想起されるもの。
過去と今と、弟子と部下 → 久しぶりに思い出したり、久しぶりに入院したり、久しぶりに仕事したりした男の話。
けんのゆうしゃ → 子供の頃好きだった絵本達。大人になった今、戦う前の今。それは男の目に留まった。
男の日常、面倒臭い仕事→事態は突然に起こった、裏の話なら面倒臭いのは当然だし、男が動くのである。
ああ、美しき愛よ→23年振りのデート。気合を入れ過ぎた男は、髪を切り過ぎた。
場外乱闘 ~魔剣と、弟子と、死の華と~→魔剣と弟子は迎え撃つ、枯れない死の華を。全ては魔剣の娘と、孫の為に。
娘の為に、父として→初めて、隊舎兼会議室にシエルを呼び出したBD。その顔はとても面倒臭そうだった。
[彼女のお話]
Everyday → Impact → マルチセルインダストリーズ、日常の一幕。そして代表の思惑。
Dead Flower → 同じ部署の違う課には、それぞれに危険人物がいるものだ。...ましてやそれが「濡れ仕事」の専門であれば。
正義の意味 → 動き出す者と動いている者。そして上に立つ者という共通点を持つ、二人の話。
逃走者の独白 →全てを託して走った記憶。
動き出す状況 →託された者達が動き出す、それらに呼応し動き出す状況。
享受する平和 →女は久しぶりの休暇中。そんな中親しくなった彼とのお話。
それが冒険の始まり →少女の孤独、門出、出会い。
またあの場所で ~蝶は再び空を飛ぶ~ →沢山の者と別れてきた二人は、今再び同じ場所で出会う。
The First counseling →人生初、それも親しい「友人」、或いは「姉」、...或いは「母」のように思っている人と話をした。
隊長業務 →新人が増える、それも二人。こちらは男性の方である。
[これらに関わる情報]
【六芒均衡量産計画】
立案者:不明
40年前の戦いによって、激減したアークスを補完しつつ、戦力を増強するために立案された計画。
計画が立案されたのは40年前だが、実際に動き出したのは20年前である。
表向きは見込みのある人材を発掘して育成する、という単純明快なもの。
本質は「ダークファルス、六芒均衡に対抗出来る、制御可能なそれ以上の戦力」を作り出す計画。
戦闘に適正のある遺伝子を組み合わせ、作られたデザイナーベイビー達を用いて計画は進められた。
それらは、それぞれ番号を与えられ、様々な実験に被験体として参加。
が、そんな都合の良いものが出来上がるはずもなく、プロジェクトは終了。
この時点でデザイナーベイビー達の大半は「人ともダーカーとも言えない存在」になっていた。
人間、ダーカー。両方の特性を併せ持ち、身体は更に強靭に進化したデザイナーベイビー達。
彼らはこの時点で様々な能力を有していたが、その代償に「ダーカー因子が、通常の人間の致死量存在する空間」でしか生きられない身体になっていた。
使い道のない彼らは一時的に保存という体の廃棄処分が決定されていた。
Juggernautが開発されるその日までは。
【Juggernaut】
立案者:アルビーナ・ハイルゲヴェーア
"研究室"が生み出した細胞、元々は医療用として開発が進められていた人工細胞。
投与した個体が危険に晒されると、宿主に驚異的な回復力を与える。
実験ではクローム・ドラゴンに投与され、腕、足、果ては頭の再生に成功している。
研究室はこれを利用し、負傷及び欠損を瞬時に治癒出来る生命体の製造に着手する。
その結果として選ばれたのが、前の実験の失敗作であるデザイナーベイビー達。この後ジャガーノートと呼ばれる者達である。
これにより彼等は瞬間的な再生能力を得た・・・のだが。
強すぎる再生能力に身体が耐えられず発狂、死亡する個体が続出。
原因はその時点では不明だったもの、かろうじて成功した25体をそのまま使用する事が決まる。
後の調査で、「実験に使用されたクローム・ドラゴンの細胞ごと」JNが投与されていた事が判明する。
この結果、驚異的な回復力を与える能力をそのままに、投与した個体に対して「クローム・ドラゴンのような能力」を能力も得てしまっていたのだ。
成功した個体ですら人格の不安定化や、異常なまでの食欲を持つようになってしまっている。
最終的には残った個体を制御するべく、キャスト化という名目で、キャストと同じ装甲をそれぞれの個体に与えた。
この装甲は内部に大量のダーカーのフォトンを内包する為に非常に分厚く、また暴走を抑える為に非常に高出力である。
これによりデザイナーベイビー達は、通常のフォトン下での活動が可能になった。
この際、記憶を操作し、当人達がさもキャストであるように思わせている。
無論、中身は人の形をしたダーカーであるが。
途中から計画のゴールは、前の計画と同じように「ダークファルスに対抗出来る、ダークファルス以上の戦力」を作り出す事に変わっていった。
この頃になると、25体の「戦闘への適正」がはっきりしてきていた。
それぞれ、形式番号の最後にランク付けをする事になった。
計画の最終段階に向けて。
最終段階では、「戦闘への適正」が一番高かった個体を「制御ユニット」とし、その他の個体の意識を排除、制御ユニットに制御させる予定だった。
しかし、意識の排除を拒んだ個体達が、次々と自爆。
「制御ユニット」と「もう一体」を残して、ジャガーノートは消滅した。
計画の後半では、減った被験体を増やすべく大量の孤児を引き入れたり、有望な人材を誘拐したりしていた。
勿論名目上は「孤児達を社会復帰させる為の計画」として進められた。
当初は彼らもジャガーノートになる予定だった。
しかし、余りある才能を持つ彼らを、危険と分かっている実験に参加させるのは無駄だと判断され、別の計画が始まった。
- 追加情報(現実時間:2018 11 29 追記)
この数年間の間、カスラ主導の元、情報部第13特務隊(13課)の手で調査が進められている。
結果、25体しか生存していなかったとされるジャガーノートは、実際には数え切れないほど生存していた事が判明する。
何者かの手によって資料が改竄され、正確な数を隠蔽してしまったようだ。
幸い、現在アークス全体の脅威になるような個体は確認されていない。
外部の人間の手で資料の改竄が行われたのであれば由々しき事態であり、その調査が現在の13課の主な調査内容となっている。
【アークス情報部第13特務隊】
リティが所属している部隊。
元々は虚空機関による"粛清"の実行部隊。
実験体の排除やサンプルの回収も並行して行っていた。
しかし、ある任務で戦闘員の95%を喪失。
畳みかけるようにして虚空機関総長であったルーサーが死亡。
アークスの大規模改正の時、その存在の是非を問われたが、現情報部司令であるカスラが必要性を説き、現在まで存続している。
現在での任務は"公に出来ない任務の遂行"、"過去の清算"、"未曾有の危機への対処"。
予算は非常に多く出ているが、その任務の内容故に所属者は多くない。
加えて、場合によってはカスラの独断で行動させられる。
【マルチセルインダストリーズ】
製薬からバイオテクノロジー、兵器の製造からキャストパーツの製造、AIに至るまで幅広い分野で名前を目にする企業。
名前は積乱雲群という意味。その名の通り積乱雲のように発足した後、急速にシェアを伸ばしている。
地球とオラクルが接触した際、エーテルの有用性を真っ先に説いた企業の一つでもある。
技術のある中小企業を買収する事で巨大化しているが社員全体の士気は非常に高く、離職率も非常に低い。
一時はアークスに対し、"AIによる代替戦力"を提案。完全なAI制御A.I.S.や、ドローン兵器、"完全に機械化された人型兵器"などを売り込んでいた。
が、全て失敗に終わり、現在は"様々な組織"にAI兵器を打診している。
また、養護施設を保有、支援している事でも知られている。
メディア向けのアピールの為ともされていたが、収益の2割をそれらに充てている事が、それが単なるアピールでない事を裏付けている。
社長である「エルテ・ジュビア・エテル」も自ら養護施設に赴く事が多くあり、注目を集めている。
専属のアークス部隊を保有しており、企業からの任務や実験、試験の為の護衛などの任務に就いている。
企業側からのヘッドハンティングで人員を確保しており、募集などは一切行われていない。
半面、待遇は非常に良く、専用の区画内の設備を無償で利用出来る。
設備の利用、自社製品の提供から装備の支給、装備のメンテナンスなど様々な支援が受けられるようだ。
それ故に戦力は非常に高く、死亡率も最低水準。
その急速な成長ぶりと、AI兵器の開発、専属アークス部隊の保有などの点からアークスからの監視対象でもある。
この事は公にされておらず、カスラを含む上層部の指示により情報部が率先して監視を行っている。
【13-Section】
情報部内の部署。13個ある大隊、中隊、小隊からなる。
情報部という大きな括りの、専門的な部分を担う。が、その専門性の高さと一般的な情報部員との仕事の被り易さから、所属しているだけで「厄介者扱い」される部署としても有名。
第6小隊と第13特務隊を除く他の全ての隊は、内外での情報収集及び精査、オラクルに直接的な脅威となるものに対しての諜報活動をメインに活動している。
一方で第6小隊は「濡れ仕事」がメイン、第13特務隊は「未曾有の危機」への対処がメインである。
フィクションの上で扱い易い事から、オラクル内の多くの小説やドラマと言った娯楽で名前を目にする。
しかしその影響で、情報部に所属していなければ13-Sectionの存在自体をフィクションの中での設定と考える一般人も多い。
そちらの方が都合のいいのも間違いないのだが。
- 最終更新:2021-08-14 12:57:37